SnowManデビューまでのエピソード

SnowMan6人から9人へ。深澤辰哉、グループ史上最大の転機の裏側を語る

自分たち6人に決断を委ねてもらったんです。事務所から”この3人を加えて9人でやっていくか、このまま6人でやっていくか決めてくれ。3人は、6人が受け入れてくれるのであれば加入したいと意思は固まっている”って。当然悩みましたし、6人でとことん話し合って

Myojo 集英社 2020年6月号 10000字ロングインタビュー『僕がJr.だったころ』SixTONES・Snow Man編 第2回深澤辰哉

9人で行こうと決めた最大の理由は

最優先しなければいけないこと、いちばん大切なことは何か。それはデビューすることだと思ったんです。最初にも言いましたけど、デビューしておかしくないグループはたくさんあった。 SnowManが、そこから頭ひとつ抜けてデビューを勝ちとるにはどうしたらいいか。俺たちは年齢的にも、残された時間はどのグループよりも短い。だから”ここで勝負しなければ、きっと後悔する”って思ったんです。6人で続ける道もある。でも、現状を一変させるチャンスが目の前にある。今、俺たちに必要なのは劇的な変化じゃないか。”3人の加入、俺はありだと思う”って

Myojo 集英社 2020年6月号 10000字ロングインタビュー『僕がJr.だったころ』SixTONES・Snow Man編 第2回深澤辰哉

最初はいろいろな意見があった。

でも、最終的には満場一致で3人の加入に賛成。

9人になったらどうなるか。いちばん気になったのはファンのことで。僕らをこれまで応援してくれたファンの気持ちは、誰よりも僕らがわかっている。9人を受け入れてくれるファンはいるはず。ただ6人で続けてほしかったファンも間違いなくいる。

Myojo 集英社 2020年6月号 10000字ロングインタビュー『僕がJr.だったころ』SixTONES・Snow Man編 第2回深澤辰哉

実際、

「新メンバーの加入を受け入れられない」

という批判的な声が多く上がったようです。

そして

「6人は脅されて新メンバー加入を受け入れたに違いない」

という憶測も多く飛び交いました。

あんなに6人にこだわっていたのに…と。

そして、新メンバーが加入した翌月の2019年2月に「ポスター事件」が起こります。

大阪梅田駅に『滝沢歌舞伎ZERO』のポスターが掲載されていました。

目黒蓮さんと向井康二さんのポスターの顔に、何者かの手によってバツ印が付けられたのです。

1月に9人になってから、色々なことが怒って。9人になったことに対する誤解やまちがった情報がひとり歩きもした。誰も悪くないのに、誰かが責められる。この時期、マジでキツかったな。”何でわかってくれないんだよ!俺たちの意志で9人になることを選んだんだよ‼︎”って叫びたかった。

Myojo 集英社 2020年6月号 10000字ロングインタビュー『僕がJr.だったころ』SixTONES・Snow Man編 第2回深澤辰哉